1959年、ロサンゼルス名古屋姉妹都市委員会(以下LANSCA)は、アイゼンハワー大統領の市民国際交流プログラムの一環として誕生しました。2019年、LANSCAはロサンゼルスの最初の姉妹都市の重要な節目としての60周年を迎えます。
 

歴史

 
ロサンゼルスと名古屋は、アイゼンハワー大統領が提唱した「市民と市民の交流プログラム」が契機となり、最初の姉妹都市として1959年に誕生しました。同委員会の初代委員長に就任したのは、ロサンゼルス港湾局のロバート・ウィルキンソン氏でした。姉妹都市締結が成された1959年は、名古屋地区が伊勢湾台風の壊滅的な被害を受けた年で、ロサンゼルスの姉妹都市のメンバーたちは一丸となり名古屋市民に救援物資を送ったのです。名古屋市は1994年のノースリッジ地震の際には、過去に受けたロサンゼルスからの親切に応えました。

同委員会が積極的に展開している名古屋市との交流活動の中には、留学生交換プログラムも含まれます。しかし、ロサンゼルス名古屋姉妹都市コミッティーとして正式に創立された1963年3月21日以前も、その交流はすでに始まっていました。その後、1965年に、組織は非営利団体(501(c)3)のロサンゼルス名古屋姉妹都市アフィリエーション(Los Angeles Sister City Affiliation:通称LANSCA)となり、以降、ボランティアのメンバーがロサンゼルスと名古屋市の交流を促進する多数の活動を通じて、ロサンゼルス市とロサンゼルス市長をサポートしています。

LANSCAは、ロサンゼルスと海外のすべての姉妹都市を管轄するシスターシティーズ・オブ・ロサンゼルス(通称SCLA)という組織の傘下にあります。さらに、全米の姉妹都市活動を支援するためのシスターシティーズ・インターナショナルの活動にも参加しています。4区選出のトム・ラボンジ元ロサンゼルス市議会議員はSCLAの現会長であり、LANSCAの活動の熱心な支援者でもあります。LANSCAは、運営費としてロサンゼルスからいかなる資金援助も受けていません。しかし、寄付金活動で得た資金を元に活動しています。

使命

姉妹都市プログラムの主たる目的は、人と人との交流を通じて、ロサンゼルスと名古屋市民の間の相互理解を深めることです。これらの交流によって、個人が姉妹都市に暮らす市民の実態の把握に繋がります。それは違いの相違点だけでなく、類似点をも発見することになるはずです。

交流

LANSCAでは、文化交流、教育交流も盛んで、使節団派遣といった市民の交流も日々の活動の一つとなっています。また、姉妹都市相互間のギフトの交換も主要な活動の一つとなっています。

文化交流
教育交流
使節団派遣
ギフトの交換

会員

日本の姉妹都市の人々に出会いたいすべての人が会員の対象となり、門戸が開放されています。
会員への参加ご希望の方は、右上の会員募集のページをご覧ください。

姉妹関係

ロサンゼルス市と名古屋市は複数の市と姉妹都市関係にあります。また、ロサンゼルスと名古屋は、次の市民団体や非営利団体の間で姉妹関係を締結しています

◎2012年8月のLA ロータリー5 会長からのメッセージが以下のリンクでご覧になれます。
PRESIDENT’S MESSAGE 8/7/2012

姉妹都市関係サイト